9/20ミュージックライン

9/20 21:30~23:00 に放送されたミュージックラインの文字起こしです

 

南波さん「」

渡辺くん『』

 

~渡辺くん登場前にゲスト紹介とJUICY放送あり~

 

渡辺翔太さんとリモートでお話しさせていただいております。よろしくお願いします」

『よろしくお願いします』

「間もなくリリースになるニューアルバムSnow Labo S2は、Snow Manにとってセカンドアルバムとなりました。今回のアルバムはタイトルの”Labo”、つまり研究所が象徴しているように、バラエティーに富んだ音楽ジャンルや新しいことにトライしていこうという思いからこのタイトルになったそうで。タイトルはすぐに決まったんですか?」

『そうですね。メンバー9人とスタッフさんで色々お話ししながら、何個か案があったんですけど、メンバー9人は意見が割れずに綺麗にLaboでいこうって決まりましたね』

「素晴らしいですね。みんな思いが一緒だったんですね」

『そうですね、あまり意見が割れずさらっと決まった感覚があります』

「2枚目のアルバムというとことで意識したことってあります?」

『型にはまらずというか、Snow Manはこうだよってイメージをあまり作りすぎずに、バラエティーに富んだいろんなジャンルをやっていこうって意識をして、前回より振り幅を大きくつくるってことは前回との違いであるんじゃないでしょうかね』

「本当にいろんな表情が見えますもんね、アルバムから」

『ちょっとむしろ広げすぎたのかなって(笑)、思ってしまうくらい振り幅があったなって思いますね』

「いろんな面が魅力的って強みですもんね」

『そうなんですかね〜、皆さんが受け取ってくれる時に全部の曲にイメージがハマると嬉しいんですけどね』

バチバチに歌いこなしてて表現しこなしてて最高でした」

『ありがとうございます』

「今回アルバムには様々な楽曲が収録されております。9人が1人1ジャンルを担当して選曲を行うところから楽曲制作がスタートしたそうなんですが、先ほどお届けしましたJUICYという曲は宮舘涼太さんが担当しました。キャッチーなダンスナンバーで程よい抜け感もあって、聞いてて気持ちがよかったんですが、渡辺さんが最初にこの曲を聞いた時の印象っていかがでした?」

『最初に聞いた時アルバムの中で「あ、もうこれリード曲だな」って思えるような、ちょっと1個抜けているというか。メロディーもキャッチーで、この曲がアルバムを引っ張っていくんだなって聞いてすぐに思えたというか』

「結構ビビッときたんですね」

『ビビッと、そうですね。各々みんなが選曲をしてるんですけど、決まる前に1回全員で話し合った中での決定ではあるので、みんな「あ、この曲でリード曲いこう」みたいな感じで決まりましたね。これもサクッと決まった感じはありますね』

「すごいですね〜!いつもあんまり意見って割れないんですね」

『あんまり、そこまで割れないですかね』

「仲いいのがね、いつも伝わってきますもんね」

『仲はめちゃめちゃいいですね』

「この曲宮舘さんが担当されているということで、曲から宮舘さんらしさっていうのを感じました?」

『らしさですか…。ま、でもこの…ちょっとアップテンポな感じとか、ほとんど英詞なんですねこの曲。で、なんていうんですかね、西海岸みたいな世界線が想像できて、宮舘さんも海が好きだったりするんで。そのイメージは合うのかな。ちょっとごめんなさい今無理やり繋げましたね(笑)』

「ちょっと無茶振りしちゃったなっていうのはありましたけど(笑)、じゃあ西海岸の風というか、海のフレーバー感が宮舘さんと通ずる…」

『そうですね、はい。そんなことを言いつつミュージックビデオはめちゃくちゃ中華な感じなんで』

「確かにそうですね」

『すいませんその辺は』

「え、宮舘さんのどんなところが好きですか?」

『どんなところ…(笑)。まああのー、物おじしないというか、常に自分のペースを保っているというか、不思議なんですよ。不思議で面白いというか、普通のこと喋ってるんだけど面白く聞こえてしまうっていう、独特な空気感が彼のこう唯一無二な部分というか、はい』

「そういう宮舘マジックみたいなものがあるんですね」

『そうですね、時空がちょっと歪むというか、歪む時ありますね』

「普段からあの感じなんですか?」

『普段からあの感じですね。ゆったりと自分の間で自分のペースで喋ってて、1人でボソボソ喋ってる時もありますし。たまに怖いなとか思いながら』

「その場合そっとしておくんですか?怖いなって思いながら…」

『怖いなって…、思うだけです』

「アハハハハ、そっとね、しておくのが1番ですもんね」

『はい、まあでもね、それが彼の魅力というかいいところというか、うん』

「素晴らしい存在感ですね」

『そうですね』

 

「ちょっと曲の話に戻るんですが、先ほど渡辺さんからもお話ありましたが、軽やかに歌い上げつつもほぼ英語詞の曲でして。これまでも英語詞の曲は歌われてきてると思うんですけど、英語の時って日本語で歌う時とは違う気持ちで望まれます?」

『ああ~、そうですね。ほとんど英語できないので、発音はその場のディレクターさんにすごく厳しく指導していただくんですけど、英詞が言ってる意味合いを理解して挑むだけでも歌い方が変わったりするのかなって思うので、僕はその意味はちゃんと理解した上でレコーディング現場に行くようにはしてますね』

「発音もね、すごい綺麗で滑らかですよね」

『いやもうちゃんとご指導いただいて…(笑)でも、英語の方が日本語で歌うより声が出やすいみたいなのってありませんか?』

「英語の方がですか?」

『はい、そんなことないですか?』

「どうなんだろう、日本語のほうがはっきり発音しないとだから出しづらいとかあるんですかね?」

『あるんですかね〜。ちょっとわからないんですけど、英語の方が軽やかに声が出る気がしますね』

「え〜向いてるんですね。日本語の時よりも伸びやかに声が出て、歌い上げてて気持ちいい感じ、」

『気持ちいい感じがしますね』

「あ、じゃあ英語向いてる方ですね」

『向いてるんですかね…でも学生の時、成績多分2とかでしたね

「5段階中のやつですかね?」

『5段階中、多分2とかで点数がめっちゃ低かったんで…』

「何に苦戦したんすかね?学生時代」

『えーと、be動詞とかあるじゃないですか、それ以降の記憶がないです

「アッハハハハ、それ怖い話ですね。そこからの記憶が一切…?」

『一切ないです』

「be動詞で終わったっていう…」

『はい』

「ちょっと触れてはいけない闇だった可能性が…」

『それくらい英語が苦手だったんですよね』

「でも今はね、時を経て自分に向いてるって気づけたわけですもんね」

『だから英語ちょっと勉強したいなって思ってるんですけど、なかなか実行に移らないっていう現実ですよね』

「それこそ英語ができるメンバーの方もいらっしゃいますよね」

『うちのメンバーだったら阿部亮平っていうのがいて。彼は学歴がとんでもないレベルなんで、イヤホンして音楽聞いてるのかなって「阿部ちゃん何聞いてるの?」って聞いたら英語の授業とか学習のやつを聞いてたりしてるんで』

「半端ないですね〜」

『だから英語わからないときは阿部ちゃんに聞くことがあったりしますね』

「聡明な方ですもんね、頼りになりますね」

『なりますね〜』

 

「えー、こちらの曲のミュージックビデオとダンスプラクティス動画を拝見させていただいたんですけど、振付はメンバーの岩本照さんが担当されまして。一体感があって目を引くフォーメーションでしたが、サビって結構体幹を試されるっていうか」

『そうですね、片足を動かす足の振付がメインになっていて、それが見てる人が思うよりも大変というか、今おっしゃってもらった通り体幹がブレると本当によろけてしまって。今リリースが近いので音楽番組たくさん出させてもらってるんですけど、生放送だと怖いですね。よろけて乱れないか…みたいな。だからサビの前はいまだにすごい緊張感がありますね』

「結構な尺間片足ですもんね」

『まあでもああいう振付がすごく…ね、岩本がつけるキャッチーさというか…うん、だからSNSとかでも真似してくださるのを拝見したりもしますし、そういうの見ると嬉しくなりますね』

 

Snow Manと言えばアクロバティックな動きや鍛えられた体幹も魅力の1つだとと思うんですけど、渡辺さんも普段からかなり鍛えていらっしゃいますか?」

『行けるときは週2、3でジムに通ってウエイトトレーニングはやってますね』

「最近もね、フィットネス総合誌の表紙を飾ることが発表されまして」

『(笑)そうなんです』

「まぁ〜〜素晴らしい、美しい」

『ありがとうございます』

「仕上げるのは結構大変でした?」

『普段はウエイトトレーニングだけなんですけど、その雑誌の表紙が決まった時は食事もささみと胸肉とサラダと、お米も雑穀米にして、お菓子我慢するとか気をつけるようにしましたね』

「徹底的にやったんですね」

『やりましたね〜。ああいう雑誌は筋肉ガチ勢の方も見るんでやっぱりね。評価も厳しい声もあると思うんでできる限りのことはしたいなって思いまして。頑張りました』

「綺麗ですもんね」

『いや〜ありがとうございます、本当に』

「ご自身的推し筋肉とかあります?」

『推し筋肉…腸腰筋っていうんですか?あの腹筋の横の縦線みたいな、下腹部に向かっていく線みたいな』

「はいはいはい」

『あそこが綺麗に線が入っているので、いい感じにセクシーになってるんじゃないかなって』

今リモート越しにめちゃくちゃドヤ顔しましたもんね、セクシーですねそれは…そこを推していきたい」

『推したいですね。女性ってそういうところ好きなのかな?って』

「確かにグッとくる」

『なんか鎖骨とか…うん、やっぱモテたいじゃないですか(笑)

素直な方ですね(笑)じゃあそこを推していきやしょう」

『推していきやしょう』

 

「そしてJUICYのミュージックビデオのお話に戻りますと、雰囲気のあるセットに円卓で中華を食べていたり、ステージやテーブルの上でダンスするシーンが印象的で。あのテーブルの上でもね、やっぱり体幹が求められる動きをしてんなって思ったんですけど、ドキドキしそうな絶妙な高さでしたがあのくらいは余裕でした?」

『いやすごく苦戦しましたね。そもそも難しい動きの中でかつ台の上で、MVも限られた時間の中なので何回もリテイクができないプレッシャーもありますし。だから今回の振付はやたら緊張感がありましたね、ブレるとすぐバレちゃうんで』

「でもその緊張感を微塵も感じさせない滑らかな魅せ方ってめちゃくちゃかっこいいっすね〜」

『いかにドヤ顔でいられるかってとこですよね、表情でカバー』

「やっぱ魅せる上で顔も大事なんですね」

『顔も大事ですね。ブレがあっても「あ、ブレた」って顔せずいかにそれに気を取られない表情をつくれるかっていう、タレント性も求められる振付になってるのかなって』

「じゃあお顔にも注目ってことですね?」

『はい、みんなドヤ顔してると思います

「勉強になります」

 

「えー、Snow Manは10代から30代のメンバーで構成されてまして、動画を拝見しても本当に仲がいい雰囲気が伝わってくるんですけど、その仲良しの秘訣ってなんなんですかね?」

『なんなんですかね?元々ベースが仲良いっていうのはもちろんなんですけど、それが持続するように、今はコロナもあって行けてないんですけど前は月1回は必ずメンバー揃って食事に行くっていうイベントはやってましたね』

「プライベートってことですか?」

『そうです、お仕事じゃない日にメンバー9人集まって外食するっていうのを今までやってましたね』

「その場合って誰がグルメ担当大臣というか、お店決めるんですか?」

『ルールがありまして。仲良くご飯を食べるって意味合いで、同じメンバーだから同等だよねってことで、お会計をジャンケンで勝った人が払うっていう。で、勝った人が次行く時に食べたいものを決めれる』

「アハハハ(笑)すごい公平なルールが」

『はい、お支払いはするんだけど次の場所は好きなもの決めれる特権もあるみたいな』

「なるほど〜、え、誰が払いがちとかあったんですか?」

『深澤っていうのがいるんですけど、深澤くんはよくお財布を出してるイメージがありますね

「アハハハハ…ちょっと…ね、なんか可哀想な気も」

『可哀想ですね。で、最年少のラウールが支払うってなった時はすごい気持ちいいですね

「え、気持ちいいんですか?」

『なんか年下に払ってもらう…罪悪感を通り抜けてすっごい気持ちいいんですよね

「あんまりないシチュエーションですもんね。でも9人分ってなるとなかなかのお値段になっちゃいますよね」

『だからジャンケンが毎回白熱するというか、本当緊張感のあるジャンケンを…だからこうね、また早く大人数で食事ができる機会が戻ってきたらいいなって思ってます』

「そうですよね。Snow Manらしさとか、グループの強みっていうのはどういうところだと思います?」

『え〜、なんでいうんですかね。ファンの方はどう捉えてるかわからないんですけど、僕はメンバーと会うと学生ノリみたいな、親近感のあるというか。みんな普段から着飾ってない感じで、そこが懐に入りやすくて、この人喋りにくいな〜みたいな空気感を持った人が1人もいないところが接しやすくて。学生と喋ってる感覚というか』

「ちょっと青春感が」

『そうですね』

「そっか、じゃあシンプルにいい人たちが集まったから?」

『いいやつ多いですね。個々のお仕事のバラエティとかドラマとかの放送見るとみんな連絡くれますもんね』

「優しいですね」

『あの番組見たよ〜とかあのドラマ見たよ〜とか普段からみんな送り合ったりしてますね』

「ヘぇ〜、グループのトーク的なものがあったりするんですか?」

『あ、そうです。グループトークもあって、そこで結構「これ見た」「今の面白かった」「滑ってた」とかやりとりがありますね』

「じゃあプライベートでも常にメンバーと連絡とって。仲良いですね本当に」

『やっぱり一緒にいると帰ってきた感みたいなのがすごくあって落ち着きますね』

「本当にいいチームですね」

『いや〜〜〜そう思います、自分でも。いいチームだなって

 

「えーではここからはちょっと渡辺さんのパーソナルなお話もね、もっとお伺いしていきたいなと思いまして。渡辺さんといえばやはりお伺いしたいのが美についてなんですけれども。美容に目覚めたのっていつ頃だったんですか?」

『本当に数年前とかです。地方で1ヶ月舞台があってホテル生活になった時に、普段の生活より乱れた生活になるのかなって思って。その時はディスカウントショップに売ってる1000円以下の化粧水を使ってたんですけど、1ヶ月地方っていうことで日常生活のものをグレードアップしてみようって好奇心から百貨店のデパコスコーナーに初めて行ったら、こんな世界が広がってるんだ!って。店員さんもその場で試させてくれたりして、それが楽しくなっちゃって。そっから気にかけるようになりましたね』

「百貨店に行ったときに世界がキラキラしたというか。その出会いによって目覚めてどんどん掘っていったっていう…?」

『そうですね、そこから今度は美容クリニック行ってみようとか、色々…もう単純にハマってしまって趣味に近い』

「やっぱり肌って全然変わります?」

『変わりますね。今までスキンケアを全くしていない男の子の肌って感じだったんですけど、今は自分で化粧水つけてても、あ、なんかもちもち肌だな〜みたいな』

「あ、自分でもちょっとうっとりしちゃうみたいな」

『はい。あと、まあ本音かわからないんですけど、メイクしていただく時にメイクさんが褒めてくれるんです』

「それモチベ上がりますね〜!」

『これが嬉しくて…あ、また褒めてもらうために頑張ろうみたいな』

健気!でもやっぱね、お肌の調子いいと気持ちも上を向くというかね」

『そうですね、まあ今となっては表に出る立場として大事な要素でもあるのかなって。綺麗な方が自信もつくので、テレビに出るときに自信がついてきてくれるというか、内面もちょっと鍛え上げてくれるというか』

「万が一お肌が荒れちゃった時ってどういう対処します?」

『僕はもうビタミンCの点滴を打ちに行ったり、ビタミンCをあり得ないほど摂取したり、何かあったらすぐクリニックに頼っちゃってるんですけど』

「プロに任せるのが1番ですもんね」

『そうですね。だからそこをめんどくさがらずに通える継続力も大事なのかな。もう義務化してますね』

「本当にお綺麗ですもんね」

『まあ〜ちょっともう若くないんでね(笑)そういうケアもやっていかないと。ま、でも単純に、うん。肌が綺麗に越したことはないというか』

「いや本当にそう思います」

『やっぱ綺麗な商品を手に取りたいというか、なので自分自身も綺麗でありたいなって』

「えー、それではここでニューアルバムからまた1曲お届けしましょう。曲紹介お願いいたします」

『はい、それでは聞いてください。This is LOVE』

 

〜This is LOVE〜

 

「ピュアな思いが胸にぎゅっとなるような上質なラブソングで、なんだか透き通った気持ちになりました」

『ありがとうございます』

「この曲は渡辺さんが担当した曲でして、ひた向きでまっすぐな愛が歌われていてキュンとした方も多いと思うんですが、どんなイメージで曲を決めていかれました?」

Snow Manはダンスチューンな楽曲が多いから、みなさんがカラオケ行った時とかに歌いやすい曲というか、王道なラブソングが欲しいよねっていうメンバーの総意で選びました。いろんなラブソングがある中でこの楽曲が1番光ってたので、この曲を僕が選曲してメンバーに聞いてもらって、みんながいいねって言ってくれたんで、本当にみんなで決めましたね』

「サビで皆さんの声が合わさった時胸が高鳴る感じもあって、こういうストレートな曲を歌う時って意識されることってあります?」

『なんていうんですかね、シチュエーションを想像するというか、なのでこの曲は全体的に笑顔で歌うようにしました』

「歌入れの時から、口角を上げてちょっと笑顔を」

『そうですね。笑顔で歌うと声色もちょっと明るくなって綺麗に聞こえるかな〜とか、そういうことは意識しましたね』

「なんかいいですね。レコーディングでみなさんが微笑みながらこの曲を歌っているお姿っていうのは幸せな気持ちになりますね」

『そうですかね、はい』

「えーではここではニューアルバムSnow Labo S2について色々とお話をお伺いしていきたいと思います。今回アルバムはブラザービートで幕を開けます。こちらの曲はSnow Manの皆さんが主演を務めた映画の主題歌になっておりました。楽しい雰囲気がサウンドと歌から伝わってきますが、こういう曲調の歌を歌うのも新鮮でした?」

『すごい新鮮でしたね、メロディーラインが独特で。でもこの曲も、シングルで出した時は少し前なんですけど、みんなSNSとかですごく踊ってくれてバズってくれたので、いろんな方が踊ってくれてるの見てすごい幸せな気持ちになりました。新しいことにチャレンジしていきたいなって思える曲になってますね』

「ボーカルも結構遊んでますもんね」

『そうですね、最初デモ聞いた時に「えっ」ってちょっと戸惑う感覚があったんですけど、いざレコーディングして自分たちの声になって、振り付けしたらすごく楽しい曲になって』

「なんともいえない脱力感というか、抜け感みたいなものが最高に気持ちいいですもんね。今回アルバムにはいろんな曲調の楽曲が収録されておりまして、渡辺さんは歌入れ前ってかなりイメージを作り込んでいきます?」

『自分の中でこの曲の自分のフレーズをこういうふうに歌おうとかこういう感覚かなっていうものを持っていって、一回披露して、その場のディレクターさんにどんどん噛み砕いていただくっていう』

「ある程度決めつつも柔軟に見たいな」

『そうっすね。さっきの美容の話じゃないですけど、やっぱりプロの力を借りることの方がすごく大事で。なので僕はなるべくその場にいるディレクターさんの言ってくれることを飲み込むようにしますね』

「自分でも知らなかった一面というか、歌声が引き出されたりしますもんね」

『しかもね、ディレクションしてくれる方がすごくわかりやすいんすよね。もっと放物線を描いてとか、語尾に笑顔が見たいとか、具体的に説明してくれるんで、それが本当に分かりやすくて、歌のレッスンを受けてるような感覚にもなれるというか

「レコーディングの場でもスキルアップというか、また歌が強化されてく感じ…?」

『あ、そうですね。それはあると思いますね。なので毎回シングルやアルバムを出させていただくたびに自分の声がちょっとずつ変わっていく変化も楽しめるなって思います

「素敵ですね。その他のメンバー8人の担当したが曲の中でこれは大変だったっていう曲ってあります?ちょっと苦戦しちゃったな〜みたいな」

『あー…それこそ今聴いていただいたThis is LOVEっていう楽曲、こういうまっすぐ王道なJPOPが結局1番難しかった気がしますね』

「ほ〜、自分で選んだけど…?」

『ですね。色気のあるかっこいい楽曲って声の雰囲気…ニュアンス勝負が大事だな場面もあったりするじゃないですか。でもこういう楽曲って真っ直ぐに歌で気持ちを届けるみたいな、それがやっぱ1番難しいかなって歌ってて思いましたね。シンプルこそ難しいというか』

「確かに。歌入れ前も結構悩まれたんですね」

『そうですね』

「ちょっと他の曲についてもお伺いしていきたいんですが、岩本照さんが担当したミットナイトトレンディ、こちらもね、ちょっと意外性のあるアーバンで切ない楽曲だったんですけど、こういうサウンドアプローチって聴いてどんな感想をもたれました?」

『めちゃくちゃお洒落で懐かしくて、すごくジャジーな感じがありまして。最初聴いた時にちっちゃい時親の車で流れてたな~みたいな、そういう親世代のメロディー感というか、そんな懐かしい気持ちになりました。先輩グループで言うと少年隊さんの楽曲ってこういうジャジーな曲が多くて、それをタキシード着て踊ってる姿とかってめちゃくちゃかっこいいんですよね。時代関係なく今でもめちゃくちゃかっこいいって思えるってすごいことだと思うんで、この曲もそういう可能性を秘めた楽曲になってるのかなって思いますね』

「確かに歌声もちょっと濡れてる感じというか、素敵でグッときますし、また表情豊かで新しい面だなっていう」

『これも今までにないジャンルに挑戦してるって感じがすごく強いですね』

「続きまして向井康二さんが担当したBOOM BOOM LIGHTという曲はライブで盛り上がりそうだなと思って。“心の声響かせようよ  ホントは叫びたい”というフレーズはファンの皆さんの気持ちを代弁してるようでした。この数年コロナによって当たり前が当たり前でなくなって、お客さんを前にするライブにも意識の変化ってありましたか?」

『いや〜、ありましたね。僕たちデビューと同タイミングでこの逆境にぶつかったので、最初で最後のデビューライブが無観客だったんですよね。それがすっごい悔しくてまあ普通のライブはね、やらしてもらえるけど、デビューライブっていうのは1回しかないから。そん時にすっごい悔しくて。でやっぱ、お客さんがいるいないでこんなに自分達のアドレナリンの出方って変わるんだなっていうのにすごく気づいて。なので、ライブってやっぱお客さんありきでこそのエンターテイメントなのかなって思いましたね

「そこにいてくれるってありがたいですよね、ファンの方が」

『今となっては配信とかも当たり前になってきてて、配信も配信の良さがもちろんあるんですけど、やっぱ生でお客さんがいるっていう熱さはどうしても生み出せないっていう…だからお客さんの大事さっていうのをより感じれますね』

「そして続きまして佐久間大介さんが担当したキッタキッテナイのようなね、遊び心とユーモアのある楽曲は聴いててじわじわくる楽しい曲だったんですけど、歌っていても楽しかったですか?」

『楽しかったというより、これも難しかったですね』

「あ、歌うと結構難しい?」

『歌というよりちょっと会話っぽくて、でも歌、みたいな…で、うちのメンバーの佐久間はちょっとぶっ飛んでるので、それがこの曲を選曲したのにも出てるなって、もちろんいい意味で』

「詳しい説明はないけど、とにかくぶっ飛んだ方なんですね」

『ぶっ飛ぶって言い方はちょっと悪かったですね(笑)、常にはっちゃけてる、ハッピーな、もうハイテンションですね。朝の5時集合の時でもテンション100ですから』

「仕上がってるんですね、朝の5時で」

『はい、本当に尊敬に値する、そんな彼が選んで、佐久間らしいなっていう要素もあってユーモア溢れてますね』

「これは全男子がぶつかる難問だよなって思いながら聞きましたね」

『ありがちですもんね。髪の毛切った?って聞いて「いや、切ってないよ」みたいな』

「一か八かで言うんですけどね」

『うん、ネイルとかもそういうのありますもんね』

「むずいっすね〜」

『難しいですね。女性心を掴むというのは』

「最新の注意を払わなきゃならないですもんね。えーそして深澤辰哉さんが担当したMovin' upという曲は、プレッシャーを跳ね除けて高みを目指していくような背中を押される1曲なんですけど、“本当の敵は自分自身だろう?”というフレーズもすごく残ったんですが、歌っていて曲から得る気づきっていうのもありますか?」

『これもフレーズがSnow Manらしいというか、いろんな壁に立ち向かうシチュエーションが多いので。プレッシャー跳ね除けてとか、高み目指していこうとか。デビューまでの苦労とかもすごくあったので、こういうフレーズはSnow Manに似合うなって思いますね』

「めちゃくちゃ気高くクールな曲ですもんね。聴いてて痺れました」

『ライブとかでやったらすごく楽しそうだなって。楽しみですね』

「えー、この後お届けする曲は目黒蓮さんが担当したボクとキミとという曲です。C&KのCLIEVYさんが作詞を手がけたバラードナンバーで、とても優しくて切ないこの曲の歌詞を読んでどんなことを感じました?」

『この曲もすごく難しかったなって思いますし、男女間の関係性が見える曲だと思うんですけど、Snow Manとファンの方にも関連づけられるのかなって思えるような楽曲で。ライブで歌うときにすごく気持ち込めて歌えたらいいなと思える1曲となってますね』

「それではここでその曲をお届けしましょう。」

『はい、それでは聞いてください。ボクとキミと』

 

〜ボクとキミと〜

 

「ひたむきで揺るぎのない深い愛を感じる、繊細な心の機微を切り取った美しい曲でとっても沁みました」

『ありがとうございます』

「今回アルバムの初回版Bにはユニット曲も収録されております。渡辺さんはラウールさん深澤さんとガラライキュ!を歌われまして。王道なアイドルソングでキラキラ感が本当にお見事でした。レコーディングいかがでした?」

『これはもうとにかく恥ずかしかったですね』

「恥ずかしかったですか」

『もうあの、セリフとかも入ってたりして、それをレコーディングするたんびに本っ当に恥ずかしくて。ちょっとこのパターンちょうだい、あのパターンも、みたいにセリフを何回も言わされるみたいな、超アイドルソングが意外と30手前にして恥ずかしくなってきましたね』

「ちょっとこそばゆい感じなんですね、ご本人的に」

『ちょっと痒かったですね』

「ミュージックビデオの仕上がりも良かったですもんね」

『だからもうライブで披露する時は振り切ります、頑張って』

「いい宣言ですね、みなさん期待してると思います。そのSnow Manは10月からツアーを予定しております。お話しできる範囲でライブへの意気込みお聞かせいただけますか?」

地方で美味しいご飯いっぱい食べたいです!

「あ〜いい!ワンパクでいいですね。モリモリ食べてください」

『はい、去年より会場も1か所増えまして、去年より多分より多くのお客さんに会えると思いますし、よりSnow Manの魅力を伝えられるライブにできたらなと思いますので、みなさんぜひ楽しみにしていただけたらなって思いますね』

「それでは最後になりますが、お聞きの方にメッセージをいただけますでしょうか?」

『Snow Man9人いまして、本当に仲がいいので、このラジオを聞いて知ってくれた方たちも、より知っていただくために僕たちいろんなコンテンツもあるので、ぜひSnow Manのことを調べてもらって好きになってもらえたらなっていうふうに思います。そして、南波さんの声がとにかく心地よかったです

「あ!よかったです」

『はい』

「そのひとときでも何かのお役に立ててよかったです、ありがとうございます。今夜のゲストはSnow Man渡辺翔太さんでした。本当に楽しい時間をありがとうございました」

『どうもありがとうございました』